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最新号:2012年2月 3日号

街中で公共施設で

無線使いネット通信

NICTが藤沢市で社会実験
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2010年8月27日号

 独立行政法人情報通信研究機構(以下NICT、東京都小金井市・宮原秀夫理事長)は、9月1日より広域コグニティブ無線を使った実証実験を藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町で行う。NICTでは、実験の参加者を募集している。

 2市1町に500のコグニティブ無線ルータを設置。無線の届く範囲内であれば、インターネット通信を無料で行うことができる。

 無線で通信を行うため、無線LANに対応しているパソコンや携帯端末があればインターネット用のケーブルを繋げることなく、街中や公共施設で自由にインターネット通信が使えるようになる。

 設置されるルータは、NICTが新たに開発したもので、ドコモやイーモバイルなど複数の通信回線の中から、最適なものを選ぶ仕組みをもつ。この制御方式の効果を検証するのが実験の狙い。

 設置先は、市民センターや公民館などの公共施設をはじめ、大学、商店街など。一つのルータで半径20mから30mの範囲内で通信が可能となる。

 実験を行う前の準備としてNICTは今年4月、藤沢市産業振興財団と共同研究契約を締結。財団は、運用のサポート役として、NICTに協力、設置場所の調整などを行ってきた。

活用の広がり見込める 

 全国の中から2市1町を実験対象に選んだことについて、財団では「湘南エリアには、様々な人が生活しており、また大学などの研究機関も5つあり、活用の広がりが見込める」と話す。

 実験に参加し、インターネット通信を利用するには、NICTが用意したホームページの中の専用フォームに入力し、登録・申し込むことが必要。ホームページ内では、ルータの設置場所なども紹介している。

 ホームページのアドレスはhttp://cognitive.nict.go.jp/

 問い合わせは広報室【電話】042(327)6923。実験の期間は、9月1日から2012年3月31日までを予定している。

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