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最新号:2012年2月 3日号
2010年9月 3日号
処暑を過ぎてもうだるような暑さが続く今夏、藤沢市では熱中症での救急搬送が昨年の2倍を越える102件となっていることがわかった。気象庁は9月上旬も気温が高い状況が続くことを発表しており、市消防本部では引き続き警戒するよう呼びかけている。
市消防本部によると、6月1日から8月25日までの段階で、熱中症による搬送が102件(6月4件・7月40件・8月58件)。昨年度の42件(6月1件・7月19件・8月20件・9月2件)から、約2・4倍となった。重症のケースも2件あり、いずれも高齢者だった。脱水症と診断された場合も含めると、さらに多くなるという。
日別に見ると、市内辻堂の横浜地方気象台で観測史上最高の36・7度を記録した8月17日が一番多く8件、続いて8月1日が7件、7月25日の6件となっている。「暑い日が何日も続いた時に起きやすい。8月からは毎日のように搬送がある」と担当者は話す。猛暑と言われた2007年度の熱中症による搬送数は59件で、今年は突出していることがわかる。
例年高齢者が多いが、今年は20〜40代も目立つ。とくに屋外作業中の事故が多く、仕事に集中するあまり水分補給ができず、熱中症にかかるという。
予防策として、日なたに出ないで異変を感じたらすぐに日陰に入ること、スポーツドリンクで水分補給を行うことなどが挙げられる。また、熱中症になったら、涼しい場所に移動し、太い血管がある首と脇の下を中心に身体を冷やすことが効果的とされている。市のホームページに予防策や手当てが掲出されているが、「不安になったら早めに119番通報を」と呼びかけている。
気象庁は9月中旬ごろまで平均気温がかなり高くなる異常天候早期警戒情報を発表した。消防本部では、「クーラーやエアコンを活用して過ごしやすい環境づくりと、子どもやお年寄りは不要不急の外出は避けてほしい」と話している。