藤沢市では3月1日(火)から、「子宮頸がんワクチン」「ヒブワクチン」「小児用肺炎球菌ワクチン」を指定医療機関で接種した場合、全額公費助成が受けられる。
「子宮頸がんワクチン」は、中1から高1年に相当する年齢の女性。接種回数は3回。現在高校1年生に相当する人も、3月中に1回接種すれば、残りの回数も公費助成対象となる。「ヒブワクチン」、「小児用肺炎球菌ワクチン」は、生後2カ月から4歳の子ども。接種回数は年齢により異なり、1回から4回。子宮頸がんワクチンを接種できる指定医療機関は2月9日現在、市内で120院。ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンは73院。
指定医療機関以外で接種した場合と、公費助成開始前に接種した人は助成の対象にならない。接種希望当日に、発熱などで接種できなかった場合や、相談のみの場合、費用がかかることもある。
子宮頸がんワクチンは発がん性HPVの中でも16型と18型を予防する。子宮頸がん患者の約60%は、この2種が発見されている。また、細菌性髄膜炎の約60〜70%はヒブ、20〜25%は肺炎球菌によるもの。発症者の約5%が死亡し、約25%に重い後遺症が残るという。市では「子宮頸がんワクチンは、感染する可能性が低い10代前半に。ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンも早期接種をし、効果的に予防を」と呼びかけている。
問・子宮頸がんは地域保健課【電話】0466(50)3592、ヒブ、小児用肺炎球菌はこども健康課【電話】0466(50)3522
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