神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2011年9月30日 エリアトップへ

海を守って41年 朽木 聡さん

スポーツ

公開:2011年9月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
朽木 聡さん(59歳)神奈川県ライフセービング連盟顧問サーフ90藤沢ライフセービングクラブ所属
朽木 聡さん(59歳)神奈川県ライフセービング連盟顧問サーフ90藤沢ライフセービングクラブ所属

 こんがりと日焼けした肌からこぼれる白い歯―まさに「ライフセーバー」という肩書きがぴったりだ。

 ライフセーバーを始めたのは1970(昭和45)年、大学1年のとき。所属していた空手道部の先輩に誘われ、「半ば無理矢理やらされたよ」と始めた海の監視員のアルバイトがきっかけだった。大学4年のときに指導員の資格を取得、この41年間、海は切っても切れない存在となった。

 「何よりも海が好き」と目を輝かせながら話す表情が印象的。報酬もなくボランティアのライフセーバーをここまで続けられた理由は、「海が好き」の一言に尽きる。ただ、「海の事故が起きれば『減らさなきゃ』という使命感に駆られる一方、救助したときの満足感はたまらない」と話す。

 現在は、神奈川県ライフセービング連盟の顧問を務めるほか、サーフ90藤沢ライフセービングクラブに所属する。サーフ90では、鵠沼海岸のサーフビレッジを拠点に、海岸での救護や救助、警備活動を行っている。

 今後の目標は「日本にプロのライフガードを作ること」だという。「研修でカリフォルニアに行ったとき、道具もそろっていて徹底しているのに驚いた。日本でもプロのシステムを作りたいと思った」と肌で感じたという。

 「今はなかなか時間が取れないけど、時間ができたら健康維持のためにも身体を鍛えたい。水難事故撲滅に努めていきたい」と、今後もライフセーバーとして湘南の海を見守っていく。
 

藤沢版のローカルニュース最新6

下土棚遊水地公園でフェス

下土棚遊水地公園でフェス

5月11日、スポーツや健康テーマ

4月24日

御所見でスマホ相談

GWに子どもフェスタ

GWに子どもフェスタ

スタンプラリーも

4月20日

自分だけの宇宙を作ろう

自分だけの宇宙を作ろう

GWワークショップ

4月20日

今はなき小字を知る

今はなき小字を知る

21日に善行雑学大学

4月19日

私立小の魅力紹介

私立小の魅力紹介

21日、テラスモール湘南

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook