一生住み続けたいまち湘南藤沢〔4〕 子どもたちの夢と 希望を育む教育
昨年、藤沢市教育委員会は、市立中学校19校で今春から使われる歴史と公民の教科書について育鵬社の教科書を採択しました。教科書採択は、市とは独立した機関である教育委員会に与えられた権限であり、私は教育委員に意見を述べたことはありません。教育委員の皆様には外部の意見に左右されることなく、責任をもって採択を行っていただきました。この採択に対しては、歴史認識をめぐって様々な論争が起きていますが、私は公民教育に対する藤沢市の先生方の指導力を信じ、教育委員会の採択の結果を尊重しています。
藤沢市では、これまで全小学校の外国人指導講師の授業時間数の拡充、学校図書館専門員の配置、学校と地域を結ぶ役割を担う学校支援コーディネーター制の拡充、「いじめ防止プログラム」の拡大など、教育内容の充実とともに児童生徒への適切な支援を図ってきました。さらに、安心で快適な教育環境を整備するため、太陽光発電の全校設置や校庭等の芝生化とともに、冷房施設の整備、トイレの改修などを進めてきました。
この4年間で全小中学校54校のほぼ全ての教室を訪問させていただきましたが、今後も先生方や市民の皆様から様々なご意見をいただきながら、子どもたちの夢と希望を育む教育に全力で取り組んでまいります。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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