VOL.65 利用率50・2%
この数字は、国税庁が定めるオンライン利用拡大行動計画重点15手続の平成22年度の電子申告システム(e-Tax)利用率である。
e-Taxとは、従来の紙の申告書用紙を税務署へ提出する、あるいは納付書を使って、銀行等で税金を納めるといった方法に代わる新しい申告・納税の方法で、インターネットを利用して、税務署や銀行等に行くことなく申告・納税等の手続きを行う方法である。
まず申告については、パソコンにより電子ファイルで所得税、消費税、あるいは法人税の申告書を作成し、そのデータをそのまま、インターネットで送信することにより申告が完了する。
メッセージボックスと呼ばれるものに申告書の送信日時が記録されたメッセージが返信されるので、申告手続きの完了を確認することができる。
また、税金の納付については、各金融機関のネットバンキングによる納付ができるほか、ダイレクト納付という税金納付のための振込み予約(国税庁独自の方式のため、一部利用できない金融機関もあり)により、即時または任意の期日(納付期限内)に自身の銀行口座から納付額の引き落としもできる。
e-Taxを利用するには、事前の承認申請や電子証明書、ICカードリーダーライタの取得等の準備が必要となるので、ホームページ(www.e-tax.nta.go.jp)でご確認を!(藤沢税務署税務広報広聴官)
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