「企画ものでなく、リピーターがつく藤沢の名産品となるようなお菓子を作りたい」―。そんな想いで生まれたプリン「ふじさわTOMATO」の本格的な販売が、4月21日から藤沢市内の和菓子店10店舗で始まった。
藤沢産トマトを使った「ふじさわTOMATO」は、(財)藤沢市産業振興財団の呼びかけで藤沢菓子工業組合、JAさがみ、ふじさわ観光名産品協議会等が集まり、地産地消の推進と藤沢市の新たな特産づくりを目的に、2008年から3年間構想が練られてきた。
藤沢のトマトは、1916年頃に円行で栽培されたのが始まり。今では神奈川県内2位の出荷量を誇る。
「ふじさわTOMATO」は、なめらかな口溶けと豆乳の濃厚な味わい、トマトのさわやかな酸味が特徴の「和菓子屋さんがつくるプリン」。1カップの中にトマトM玉3分の1個が入っている。中心となって生産にあたった藤沢菓子工業組合の宮崎昇会長は、「トマト好きな人にも、苦手な人にも食べやすいように試行錯誤した。トマトによって水分量などが違うので、味を一定にするのが難しい。藤沢のお土産として持っていってもらえたら」と話す。
価格は1個260円(税込)。取扱店舗は、ゑびす屋【電話】0466・48・1371、中村屋羊羹店【電話】0466・22・4214、華月【電話】0466・34・1305、昭和堂【電話】0466・48・1032、マルヤ【電話】0466・43・3373、古美根【電話】0466・22・3929、丸寿【電話】0466・36・7938、松月【電話】0466・23・1336、藤長製パン【電話】0466・27・3711、いわかめ【電話】0466・48・1039の10店舗。「ふじさわTOMATO」は今後、藤沢の名産品化を目指していく。
問合せは(財)藤沢市産業振興財団【電話】0466・21・3811、詳細は【URL】http://www.s-cns.com/tomato/へ。
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