湘南工科大学(谷本敏夫学長)と日本大学生物資源科学部(河野英一学部長)が「学術交流に関する協定」を締結し9日、湘南工科大学で調印式が行われた。
当日は谷本学長、河野学部長をはじめ両大学の関係者のほか、鈴木恒夫藤沢市長が参加した。
今回の協定は、両大学間で単位互換をスタートさせるに当たり結ばれたもの。両大学の学生は、他大学で授業を履修できるようになり、取得した単位は所属する大学の単位とすることができるようになる。開始は今年の後学期からの予定で、状況を見ながら来年4月から本格的に始動するとしている。
湘工大の谷本学長は「単位互換は実行的交流第一歩になる。地域で優秀な学生を育てるために、異なった専門性を持った大学同士の交流は有意義」と話した。
日大生物資源科学部の河野学部長は「バイオメカトロニクス(生物・生体力学)など、生物と機械の研究は密接に関係している。学生の交流を皮切りに教員の間でもつながりを作れれば」と語った。
鈴木市長は「学術交流は相乗効果をもたらす大きな可能性がある。今後は市内4大学間にも交流が進んでいくことを期待したい」と話した。藤沢市内4大学(湘南工科大学、日本大学、慶應義塾大学、多摩大学)と市では、官学連携を目的に「湘南藤沢コンソーシアム」を昨年10月に設立、今回の単位互換は協働の先駆けとして行われた。
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