世界大会でトロフィー３個、メダル８個を獲得した佐藤さん
藤沢北部一輪車クラブ所属の佐藤彩香さんが、７月にイタリアで開催された一輪車の世界大会「ＵＮＩＣＯＮ16」に出場し、年齢制限なしの４×１００ｍリレーで世界一に輝いた。佐藤さんはチームで第３走者を務め、優勝に大きく貢献した。また、佐藤さんは片足走行とペア演技で準優勝、団体演技エキスパートクラスでも３位に輝いた。
日本大会、前回のニュージーランド大会に続き今回が３度目の世界大会出場となった佐藤さん。30カ国以上から約２０００人の選手が出場した中で世界一になった。佐藤さんは「国内大会とスタートのタイミングが違って戸惑ってしまった。色々失敗もしてしまったけど、今回はこんなに多くの競技で入賞できてとてもうれしい」と笑顔で話す。
佐藤さんは年齢別（15―16歳クラス）でも片足走行、タイヤ乗り、８００ｍで優勝、４００ｍで準優勝、１００ｍでも３位に輝き、トロフィー３個とメダル８個を手にした。
２年に１度実施される同大会に向けて同クラブでの練習に加え、自宅や近所の公民館などでの自主練習も毎日欠かさずに行ってきた。今回は全国大会と日程が重なり、それを蹴ってまで出場した世界大会の優勝ということもあり喜びもひとしおだ。「２年後のカナダ大会では、年齢制限なしの種目で今回以上に金メダルが獲れるように頑張ります。来年の全国大会で総合優勝を目指します」と佐藤さんは更なる飛躍を誓った。
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