被災者の心境を語った
第31回六陵祭が９月22日、六会中学校で行われ、同校生徒や近隣住民など、多くの人で賑わった。
学園都市むつあい協力者会議（北橋節男会長）の展示会では、宮城県気仙沼のＮＰＯ法人「Ｔｒｅｅ Ｓｅｅｄ」による被災地の報告会が行われた。会場には約80人が集まり、東日本大震災で被害を受けた気仙沼の現状に耳を傾けた。
同団体の及川良さんはスライドを使った講演で、家族を信じてそれぞれちりじりになって逃げる「津波てんでんこ」という、東北地方に伝わる津波避難の考え方や、震災から１年半を経た被災者の心境を話した。及川さんは「家族で災害時のことを話し合うきっかけになれば」と話した。
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