2012年の藤沢市内の風しん発生件数が、過去5年で最多だったことがこのほど、市保健予防課のまとめでわかった。今年も1月に2件、2月に1件確認されており、同課では感染予防を呼びかけている(件数は2月18日現在)。
藤沢市の昨年の風しん発生件数は12件。これは4件だった11年の3倍。10年は1件、09年は0件、08年は4件となっていた。同課は「まだ大きな流行ではないものの、昨年後半から発生は続いている。感染予防のための注意を」と話した。
風しんは昨年から全国的にも猛威を振っており、神奈川県内でも流行を見せている。12年の風しん報告件数は神奈川県が255件で、11年の64件の約4倍。全国では2353件で、前年の374件の約6倍だった。県、全国ともに過去5年間で最多の発生件数。
風しんの予防に有効なのは手洗いやうがい、マスクの正しい着用。またワクチン接種も有効なため、同課は「未接種の人は早めに受けてほしい」と語っている。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|