巡視艇「うみかぜ」で相模湾をクルージング
県立かながわ女性センター会議室で４月14日、藤沢海洋少年団（河野三郎団長）の入団式・進級式・卒団式が行われ、団員や家族、ＯＢらが参加した。
同少年団は１９７６（昭和51）年設立、海上訓練などを通して社会性を培い、心身ともにたくましく、健康で自立性のある青少年育成を目指したボランティア団体。江の島ヨットハーバーを拠点に現在30人の団員が訓練を行っている。
当日は、河野団長から新団員に入団章や名札などが手渡された。また、学年が上がるこの時期に同時開催される進級式では、進級章のほか、年功賞、皆勤賞、精勤賞、努力賞に対し、賞状や記念品が贈られた。
卒団式では、唯一の卒団員である高階大旗（たかしなだいき）さんが「海が大好きで、子どもたちに教えるのも好きなので、これからも続けていきたい」と語り、今後は団員の指導にあたるとした。
式終了後には、サプライズで海上保安庁の巡視艇「うみかぜ」に乗船、到着後には操縦席に座る体験なども行われた。団員からは「水しぶきがシャワーみたい」「将来は海上保安官になりたい」などの声が聞かれた。
同少年団では小学１年生から高校３年生までの少年部、18歳以上の成年部団員を募集している。詳細は団事務局【電話】０４６６・２７・３１５８へ。
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