VOL.81 中学生・高校生の税の作文募集!
税は、生活の中で様々な形で関わってきます。
日頃歩く道路や橋、安全に暮らしていくための警察や消防の活動などのほか、子どものときには教育などの恩恵、大人になり働くようになれば納める立場として貢献、年老いれば社会保障など、税は常に社会と関わり続けます。
学校の教科書には、税についての理解を深めるため、税の種類や特徴などの記載があります。
諸外国でも、例えば、北欧フィンランドの中学校の教科書では、税の基本的な役割として、「我が国には、様々な種類の税があり、税率も高い。しかし、この税収によって様々な社会サービスの費用が賄われている」との記述があるほか、働くときには納税カードが必要で、この納税カードに基づき源泉徴収される仕組みとなっていることなど、納税やその手続についての説明がされています。
更に、所得税の累進課税制度(累進税率により、所得の多い人が少ない人よりもより多く税金を納める仕組み)について、単一の税率を採用している隣国エストニアと比較し、税制の相違点を生徒に考えさせることも促しています。
さて、国税庁では、税に対する関心を深めていただく趣旨の下、本年も中学生・高校生を対象とした税の作文を募集しています。
詳細は国税庁ホームページ「税の学習コーナー」をご覧ください。(藤沢税務署税務広報広聴官)