龍宮城をイメージしたデザインが特徴の、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅で8月20日から、駅舎のライトアップが始まった。今後は年間を通して点灯し、季節ごとの日没の時間を目安に駅舎を照らす。現在は午後6時45分頃から点灯しており、消灯時間は午後9時。
小田急電鉄(株)によれば、同社が駅の建物をライトアップするのは、今回が初めて。特徴的なデザインの同駅を明るくすることで、観光地江の島を訪れる人々により喜んでもらいたいと思って始めた。また市内では、季節限定でイルミネーションなどを設置する駅はあるものの、通年のライトアップを行っている駅は他にないという。担当者は「江の島に観光に訪れたら、ぜひ照らし出された姿を見て楽しんでもらいたい」と語った。
照明は駅前ロータリー内の街灯などを活用して6基の機材を設置し、駅舎全体に光を当てている。ライトには、赤みの強い色も鮮やかに映し出せる彩光色LEDを使用。同駅の特徴である壁の印象的な赤色や屋根の青銅色、シャチホコ部分の金色などを効果的に演出している。
同駅は個性的なデザインの駅舎で知られ、1997年から2000年にかけて関東運輸局が認定した「関東の駅100選」に、藤沢市内の駅で唯一選ばれている。
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