2013年の藤沢市内の海水浴客数は、片瀬海岸東浜が88万3810人、片瀬海岸西浜・鵠沼が209万4000人、辻堂が3892人の計298万1702人で、前年の375万7900人と比べ、20%減となった。
関東地方は今年、平年より15日早い7月6日に梅雨明けしたこともあり、市内3つの海水浴場は順調なスタートを切ったものの、7月下旬の天候不順や8月の真夏日の影響で、週末やお盆休みを除き海水浴客数は減少した。
片瀬海岸東浜と西浜の海水浴場の開設期間は7月1日から9月1日、辻堂海岸は7月20日から9月1日までだった。月別に見ると、7月が85万6512人(前年102万6120人)、8月が209万4190人(前年273万1780人)、9月が3万1000人(前年は8月31日まで)と、前年を下回った。
一方で、片瀬海岸西浜の海の家で今夏実施された「音楽放送全面禁止」により、音楽クラブやダンスを目当てにしていた若者が減り、海水浴場の健全化を図った。市観光課では「安心・安全な海水浴場を求めた家族連れが訪れたことで、海水浴客数の大幅な減少を食い止めることができた」と話している。
なお、自主ルールとして「音楽放送全面禁止」を実施した江ノ島海水浴場協同組合は来年以降について、「ダンス音楽は禁止だが、BGMとしてアコースティックミュージックなどは流す方向」としている。
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