藤沢駅コンコース 「観光おもてなし処」が開所 外国人対応・街歩き情報も
江ノ島電鉄(株)(片瀬海岸・天野泉代表取締役社長)は6月25日、藤沢駅南口コンコース2階に藤沢市と江ノ電沿線エリアの観光情報館「湘南FUJISAWAコンシェルジュ」をオープンした。観光やレジャー情報の紹介を行うほか、外国人観光客向けに英語や中国語を話せるスタッフが常駐、湘南の名産品や江ノ電グッズを販売するコーナーも設けられている。
同施設は、既存の案内所の床面積を約3倍に広げ、拡大リニューアルしたもの。藤沢市の観光案内所の機能と、江ノ電沿線エリアのプロモーション機能が融合された観光情報の発信拠点となる。
江ノ電沿線出身・在住のスタッフ6人ほどが常駐し、地元住民ならではの街歩きコースや夕景スポット、日の入り時間など、「提案型」のサービスを展開。今後、スタッフが作る街歩きコースなども提案する予定だという。英語や中国語を話せるメンバーもおり、外国人観光客向けに対応する。
また、利用者が自由に情報を入手できるよう、各駅の街歩きマップや各種パンフレット、タブレット端末を用意。WiFi(公衆無線LANサービス)も整備し、インターネット環境も充実している。そのほか、湘南の名産品およそ150品や江ノ電グッズが並ぶ。
当日行われた記念式典で同社の深谷研二前社長は、「ここが湘南観光のスタート地点。タイムリーでリアルな情報を伝えるとともに、江ノ電沿線だけでなく藤沢北部の名産品や名所など、藤沢全体をPRする場にしていきたい」と話した。
施設は年中無休で、営業時間は午前9時から午後7時まで(バス定期販売は午前7時30分から)。
|
|
|
|
|
|