アジアンビーチゲームズ 2020年以降の誘致めざす 鵠沼海岸をメイン会場に
藤沢市は鵠沼海岸のサーフビレッジ付近をメイン会場に、アジア地区のビーチスポーツ総合競技大会「アジアンビーチゲームズ(ABG)」の誘致に乗り出す方針を明らかにした。9月22日の市議会本会議で鈴木恒夫藤沢市長が東京五輪2020年以降の開催をめざすと表明したもので、実現すれば日本初となる。
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アジアオリンピック評議会(OCA)が主催するABGは、08年から2年に1度開催されてきた。第4回を迎える今年は、11月にタイ・プーケットで行われ、アジア45カ国から約3500人のアスリートが集結。ビーチバレーやセーリング、トライアスロンなど24競技147種目が競われ、約5万人の誘客を見込んでいる。
市は、東京五輪に際してビーチバレーボールの事前キャンプ誘致に取り組んでおり、県に対し常設コートの設置や観客席などの整備を要望している。鈴木市長は「多種多様な競技が展開されることから相模湾沿岸の都市が連携して取り組む必要がある。オリンピック・パラリンピックの誘致活動で培われるネットワークを生かしながら取り組んでいきたい」と話した。
市企画政策課によれば、東京五輪による国内の経済波及効果は約19・4兆円を見込んでいるため、ABGが実現した場合は相当の効果が期待されるという。
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