神奈川県は10月21日、県立藤沢高校跡地(本町4の8の50)を公募型プロポーザル方式で売却するとして、条件やスケジュールなどの募集要項を発表した。
跡地は、2010年に県立大清水高校との統合により閉校した藤沢高校のもので、面積は約2万5586平方メートル。県は売却参考価格として総額21億9500万円を提示しており、別に予定価格も設定する。敷地内には、現在も校舎や立ち木などが残っており、現況のまま売却する方針だ。
応募には「高齢者、障害者、子育て世代等多様な世帯が健康で安心して暮らせるモデル事業として必要な施設設置を提案すること」が必要。また建物は既存の校舎の高さを考慮し15m以下を目安とすること、敷地内の記念碑やモニュメントを保存することも必須事項となっている。特別養護老人ホームか小規模多機能型居宅介護施設の設置提案や、省エネ、創エネ、バリアフリーなど環境への配慮は、必須ではないものの審査の加点評価対象となる。
11月7日(金)には現地見学会が行われ、応募の受け付けは15年1月9日(金)から16日(金)まで。3月に事業候補者を決定し、15年度中の売却を予定している。
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