「神奈川のうたごえ65周年記念祭典in藤沢」が1月25日(日)に藤沢市民会館大ホールで開催される。
合唱を戦後復興の活力にしようと1950年ごろに東京で始まり、全国へ波及した「うたごえ運動」。現在は都道府県単位を基本に「うたごえ協議会」が作られ、神奈川県内では5年に1度、祭典が開かれている。
長い歴史の中で藤沢での開催は初めて。今回は東日本大震災復興への思いも盛り込み、「〜湘南の風にのって〜広がれ 心のうた 平和のうた 今を生きる希望のうた」をテーマにした。
記念合唱団に地域の人たちも
記念祭典を盛り上げようと、公募で集まった県内在住者による「記念合唱団I」と、湘南地域の人たちによる「記念合唱団II」も組織。地元の藤沢合唱団が主導し、昨年7月ごろから10回以上、練習を重ねてきた。
合唱団Iは福島県南相馬市を題材にした「風を返して 土を返して」など3曲、5歳から80代までが参加する合唱団IIは「ふるさと」や「世界中の子どもたちが」など4曲を披露する。
合唱団IIを指揮する渡辺一利さんは「異なる世代が一つになっていて素晴らしい」と笑顔。大半は合唱初心者だったが、1月10日の9回目の練習では本番を前にまとまっているという。
祭典は2部制で、「長生きサンバ」を歌と踊りで披露する高齢者のステージや「とべないホタル」「今を生きる」の合唱、和太鼓などの郷土のステージ、「みんなで歌おうコーナー」なども行われる。
開演は午後2時(1時30分開場)。チケットは一般1500円(当日1800円)、小中高校生、障害者500円で現在販売中。
チケットの予約・問い合わせは藤沢合唱団(永山さん)【電話】0466・33・2248へ。
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