藤沢市在住の絵本作家・いちかわけいこさん(50)の講演会「日々の絵本 絵本の日々」が2月14日(土)、辻堂市民図書館で開かれる。デビューから13年、藤沢で講演会を開くのは初めて。「恩返しになれば」と準備を進めている。
いちかわさんは2002年、『ねぇだっこ』(絵・つるたようこ/佼成出版社)で絵本作家デビュー。これまで、幼児を対象とした絵本9作品と紙芝居4作品を発表している。10年発表の『おばけかな?』は、発売以来人気を集め、韓国でも出版された。
28年前、結婚を機に藤沢に移り住む。子育てで絵本に興味を持ち、公民館で行われていた絵本の連続講座に通い物語を書き始めた。「あの時の講座に私は育ててもらったと思う。絵本の素晴らしさを教えてもらった」といちかわさんは感謝の思いを口にする。「私はまだまだ半人前で、作家とは呼べず、『絵本書き』の方が正しい。こんな私でも地元の力になれれば嬉しい。恩返しをしたい」と意気込みを語る。
当日は、物語のアイデアや文章の書き方、物語の飛躍の仕方など自身の体験談を交えて説明する。また、これまでの絵本作りの創作過程がわかる絵コンテやダミー本なども紹介する。
講演会は午後2時から4時まで。中学生以上が対象で、先着40人。1月31日(土)午前9時から、電話か来館で申し込む。
詳細は同図書館【電話】0466・35・0028へ。
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