「アースデイ湘南2015江の島フラ・パラダイス」が4月25日(土)、島内のサムエル・コッキング苑で開かれた。原発事故で避難を余儀なくされている福島県の住民を湘南へ招き、日常生活に少しでも明るさを届けたいという気持ちで始まったイベント。3回目の開催となった今回は一般参加者や福島県富岡町、南相馬市の人に加え、今年で発生から20年となる阪神淡路大震災を経験した神戸市からも参加者が集まった。
会場ではウクレレ演奏に合わせて平和を願い、全員でフラダンスを踊る「1000人フラ・100人ウクレレ」のほか、富岡町の平均年齢76歳の「フラチームワロハ」のメンバーが、同町の復興応援ソング「桜舞う町で」を披露。故郷に戻れない町民の思いを歌詞にしたこの曲と踊りに、参加者は心を打たれていた。
実行委員会は「原発事故で故郷を奪われ、未だに大変な思いをされている方たちの状況が、フラを通して広く伝えられたと思う」とした。
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