今年50周年を迎えた一般社団法人藤沢青年会議所(安藤信介理事長)が2010年から2年に渡って市民から募った「未来への手紙(未来郵便)」が、間もなく発送される。
同会議所では地域活性や青少年育成のほか、「1年の時間の流れが早く変化が大きい現代。今の思いを未来につなぎたい」と、同事業を企画。50周年を迎える5年後に手紙の宛先に発送する約束で、市民まつりのブースなどで応募を呼びかけ、大切に保管してきた。
集まった手紙は135通。より思いが伝わるよう、文面は全て手書きを条件にした。応募者は小学生から年配者までさまざまで、自分に宛てたものもあれば、家族や知人に宛てた手紙もあるという。=中面に関連記事(「転居者は連絡を」)
藤沢JC 未来郵便「転居者は連絡を」
間もなく発送される「未来郵便」。今年に入り、「手紙はいつ届くのか」という応募者からの問い合わせも寄せられている。発送は9月上旬を予定。住所不明で戻ってきた手紙は年内いっぱい、事務所で保管する。
同事業担当の端山弘之さんは、「ここ数年の環境の変化と過去の自分の思いのこもった手紙を受け取って思いを馳せ、活力にしてもらえたら」と話すとともに、「応募者が転居している場合は新たな住所を連絡してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは藤沢青年会議所事務局【電話】0466・26・8423へ。
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|