第94回全国高校サッカー選手権大会・神奈川県予選は10月24日、準々決勝の4試合が行われ、日大藤沢と湘南工大附の2校がベスト4入りを決めた。
昨年の全国選手権4強の日大藤沢は、向上と対戦し3―2で競り勝った。
試合は、前半22分にFW蛭田悠弥選手がPKを決め先制。その後、DF中村帆高選手、FW興膳和希選手がゴールを奪い前半を3点リードして折り返す。後半になると一転、ペースは向上へ。日大藤沢は2点を奪われるが、何とか逃げ切った。
佐藤輝勝監督は「良さと悪さが出た試合だった」と振り返る。今年のチームは、昨年全国でも活躍した選手が主力。「選手が目標をしっかり持っている」と意識の高さが強さにつながっている。「ハードワークを惜しまず全力で優勝を目指したい」と語った。
28年ぶりにベスト4
湘南工大附は、昨年準優勝の厚木北を相手に2―1で逆転勝ち。28年ぶりとなる準決勝進出を決めた。
試合は、FW斎藤拓人選手が躍動した。0対1の前半終了間際に同点になるヘディングシュートを決め、後半38分には、決勝点となるゴールを右足で決めた。
室井雅志監督は「厳しい戦いが続くが『何事も一生懸命気魄をもって取り組む』というモットーを体現できている」と選手をほめる。同校はこれまで、相手の嫌がるスペースを狙うサッカーで勝ち進んで来た。「夏以降、選手間の連携も良くなっている、自分たちのサッカーで勝利を目指したい」と意気込みを語った。
準決勝は11月1日(日)、等々力陸上競技場で日大藤沢は市立東、湘南工大附は桐光学園と対戦する。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|