「第16回湘南ビジネスコンテスト」の最終審査が11月6日に藤沢商工会館で行われ、ビジネス大賞に有限会社NORMA(藤沢市打戻/高橋睦代表取締役)の「鵠沼魚醤」が選ばれた。
同コンテストは「創業」や「新事業」のビジネスプランを競い合うもので、今年は約40件の応募があり、5組が最終審査に進んだ。
審査では1組12分のプレゼンテーション行い、審査員が事業の優位性や収益性、発展性、地域への貢献度など7項目を点数で評価。アドバイスのほか、辛口の質問も飛んだ。
大賞を受賞した(有)NORMAの「鵠沼魚醤」は、片瀬漁港で捕れたイワシで作った調味料。プレゼンテーションでは高橋代表が、神奈川県内で製造されている唯一の魚醤であることや、『〈食〉は地域を映す鏡である』をテーマに、鵠沼魚醤を地元藤沢の調味料として広めたい思いを、現状や課題と対策、未来像などと合わせて語った。
審査員からは「魚醤に馴染みのある地域から訪れる外国人観光客もターゲットにしては」とアドバイスがあり、地域性や収益性、将来性などが高く評価された。また、来場者賞も受賞した。高橋代表は「人口も減少していく中で、売上だけで幸せを感じる時代でもない。作って楽しめる時代になれば良いと思う」とし、「鵠沼魚醤を地元の味としてどこまで浸透させられるか頑張りたい」と話した。
その他の受賞者・事業は以下の通り(敬称略)。▽ビジネス準大賞/(株)SEtech代表取締役関根弘一「現行の監視カメラの問題点を解消する新規監視カメラシステムの開発」▽なでしこ賞/藤岡聖子「新しいティースタイルのご提案〜お茶のサードウェーブの波を湘南から」
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