藤沢市などの中学校で、いじめ防止の取り組みを行っている生徒らによる発表会「いじめ防止スクールバディ・サミット」が12月12日、市教育文化センターで開かれた。
スクールバディは、NPO法人湘南DVサポートセンターが独自に開発したいじめ防止プログラムで、生徒が主体的に支え合い取り組みを行うもの。主にバディ・ルームと呼ばれる活動室で、啓発新聞やポスター作りを行い、相談などにも応じている。また校内放送や紹介ビデオなどで、いじめを未然に防ぐための企画を考え学校内で発表している。
この日は、藤沢市から村岡中、大庭中、湘南台中、高浜中、湘洋中の5校、茅ヶ崎市、平塚市、東京都品川区からそれぞれ1校、合計8校が参加。独自のキャラクターの紹介など、文化祭などで発表する紹介映像を、スクリーンを使い日ごろの活動の成果を発表した。
村岡中バディ代表の高梨怜実さん(2年)は、小学校のころに、いじめに近いつらい経験をし、「同じ思いをする人を減らしたい」とスクールバディに。「すばらしい活動だと思って参加した。なかなか相談に来てくれる人は少ないけど、こういった活動がたくさんの学校に広まってほしい」と話した。
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