ヨットの耳と江の島の帽子、波から生まれた不思議な生き物―。
藤沢市は、シティプロモーションの一環として募集していた市の公式マスコットキャラクターに、市内在住の向井有里子さんがデザインしたキャラに決定したと発表した。名称決定は4月を予定している。
昨年12月4日から24日にかけて、市内各所で行われた市民投票で3候補の中から選ばれた。投票総数は1601通で986票を獲得。市企画政策課は「見た目の可愛さ、ブルーと白という藤沢らしいイメージが人気を集めたのではないか」と話している。
今後、細かいキャラクター設定を行い、今春をめどに活動を開始する予定。まずは、地元での認知度を上げるため、市内のイベント参加や、子どもが集まる場所などでお披露目をしていくという。
新旧キャラ共存へ
市のマスコットキャラクターには、約7年前、同じく市をPRする目的で登場した「カワセミくん」がいる。市の鳥をモチーフに、業者がデザイン。活動は頻繁ではないが、現在も菓子やイベントへの参加などに利用されている。
新キャラは、2014年に始まったシティプロモーションでデザイン公募され、市のキャッチフレーズ「キュンとするまち。藤沢」のイメージを伝える伝道師として選出された。担当課は「カワセミくんは、すでに色が決まっている。新しいイメージが必要だった」という。とはいえ、すでに市内には商店街や施設、団体などのキャラが26種類以上存在する。それぞれのキャラに違った魅力もある。「他のキャラと手を携えながら、藤沢の魅力をPRしていきたい」と話していた。
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