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藤沢版 公開:2016年2月5日 エリアトップへ

なでしこブランド 心遣いで親しみやすく アプリ「指伝話メモリ」

文化

公開:2016年2月5日

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アプリ画面を手にする(左から)開発者の高橋千鶴子さんと島津さん、高橋代表
アプリ画面を手にする(左から)開発者の高橋千鶴子さんと島津さん、高橋代表

 絵や写真に触れると、事前に登録した言葉を読み上げる(有)オフィス結アジアが開発したコミュニケーションアプリ「指伝話メモリ」。神奈川なでしこブランドに認定された背景には、細やかな女性ならではの心遣いがあった。

 例えば、読み上げ機能の言葉遣い。ただ言葉を読み上げるだけでなく、「うーん」や「そうか」などの気持ちを表す言葉を取り入れることで、使う楽しさや親しみやすさが増した。また、読み上げる声の性別やトーン、テンポを変えられる機能も備えた。「男性の考えでは正しく読み上げができていれば良しとしがちだが、女性は違う」と同社の高橋宜盟代表。製品のキャッチコピーや絵一つをとっても、利用者の視点に立った女性のアイデアが光った。

子どもから外国人まで

 ベースとなった「指伝話」は声を発しづらい障害や病気を抱える人に向けたアプリだったが、「指伝話メモリ」では親しみやすい絵や写真を取り入れ、英語や中国語、ロシア語など36の言語に対応したことで、子ども向けの学習教材や外国人とのコミュニケーションツールなどとしても利用の幅が広がったという。

 なでしこブランドとしての認定を受け、開発者の一人、島津あすかさんは「障害者差別解消法が制定され、東京五輪も控える中で、乗るのか、追いかけるのか、世の中の流れを発信していきたい。なでしこブランドを通して、広く知られるきっかけになれば」と喜んだ。2月7日(日)には横浜で開かれる認定式に出席する。

 「指伝話メモリ」はiPad(編集・閲覧)、iPhone(閲覧専用)向け。アップル社のアプリダウンロードサービス「アップストア」から1万9800円でダウンロードできる。音声なしで使い心地を試せる無料版も配布予定。

 問い合わせは同社【電話】0466・21・7448へ。

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