立石在住で藤沢地名の会所属の山下健(たけし)さん=人物風土記で紹介=が2月12日、自費出版した本『藤沢の道祖神を訪ね歩く』を4冊、藤沢市文書館に寄贈した。
同書は「神奈川県の道祖神調査報告書」や地名の会会員の山本力(つとむ)さんらの調査を基に、山下さんがまとめたもので、A4版カラー、全146ページ。会の活動「地名探訪」で山下さんが市内各地を歩く際に、5年以上かけて撮りためた道祖神204基の写真に、名称や所在地、歴史、特徴、解説が添えられている。
中島淳一館長は「調査は資金も労力も時間もかかり、個人でここまではなかなかできることではない。郷土愛を育み、歴史の重さを知る貴重な資料になる」とねぎらった。
同書は3月から同館で閲覧できる予定。さらに各地区の市民センターや公民館の図書室、市民図書館などへも寄贈し、一般公開していく計画だという。
講演会で紹介
山下さんは2月20日(土)に市総合市民図書館(湘南台7の18の2)で開かれる地名講演会「郷土の歴史を訪ねる」の中で、発表者の1人として登壇し、同書を基に市内の道祖神について語る。午後1時30分から4時30分。入場無料。
講演会の申し込み、問い合わせは、地名の会・鈴木さん【携帯電話】090・9000・8522へ。
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