藤沢市大鋸にある大清水スポーツ広場球技場が3月31日をもって閉場する。新湘南バイパス・藤沢ICから横浜市栄区まで計画されている横浜湘南道路の整備に伴う工事作業場や残土置き場として使用される。
大清水スポーツ広場は、1983年に使用目的が決められていない下水道用地を整備し設立され、86年には野球場も2面整備された。現在は、サッカーコート1面と少年野球場・ソフトボール場があり、広さは1万9054平方メートル。藤沢の南北の中心近くに立地することから利便性も高く、昨年度は4万2650人が利用している。
閉場は、今年春ごろに道路整備を進める国から機材・残土置き場や作業ヤードとして利用したいとの協力要請があり、市が応じたもの。期間は約5年間となっている。
市は今後の対策として、北部にある女坂スポーツ広場野球場の利用期間を拡大し、1年を通して使用可能にすること、引地川親水公園にある大庭スポーツ広場球技場の利用期間も2カ月間長くするなど、既存施設の使用日数を増やし利用者の受け入れを行うことを考えている。また、近隣の市に施設共有のお願いをしていくという。
横浜湘南道路は、市内城南の藤沢ICから、横浜市に建設中の高速横浜環状南線と接続する栄IC・JCT(仮称)を繋ぐ約7・5Kmの4車線道路。完成すれば、物流や都市拠点への連絡強化が期待される。大清水スポーツ広場付近では、国道1号線の地下を通る予定で、そのトンネル工事が進んでいる。
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