意見広告 「子どもの貧困」解消に向け 神奈川県議会議員 国松 誠
子どもの貧困が大きな社会問題としてクローズアップされています。国の調査によると、平均的な所得水準の半分以下の生活を送っている、いわゆる貧困の状態にある子どもは約6人に1人、ひとり親家庭では半数を超えていることが分かりました。
神奈川県では昨年、全国に先駆けて、ひとり親家庭へのアンケート調査を行いました。その結果、7割を超える家庭が年収300万円未満、公共料金の支払いが滞ったことがある家庭が約3割など、厳しい現状が明らかになりました。
子どもの貧困は、すなわち親の低所得によるものです。国では、ひとり親家庭に支給される「児童扶養手当」の第2子以降の支給額を倍増するなど、子どもの貧困対策を強化することとしています。
県でも新たに「子どもの貧困ポータルサイト」を開設します。ここでは、行政やNPOなどの支援情報をまとめて提供するとともに、困った方が相談や意見を自由に書き込んで、意見交換ができる場となる予定です。また、親が夜遅くまで働いていて、一人で過ごさなければいけない子どもたちが、夜間に安全、安心に過ごすことができる「居場所づくり」にも取り組むこととしています。
学びたいと思う子どもたちに平等に機会を設けるのは、公の責任です。私も子育て世代の親として、すべての子どもが希望を持って成長できるよう、あらゆる視点で議論してまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|