VOL.115 租税教室、ご存じですか？
国税庁（税務署）では、次代を担う小学生から中学生、高校生、そして大学生の皆様を対象として、国や地方公共団体の財政を支える「税」についての理解を深めてもらうこと、「税」について考えてもらうことを目的として租税教室（出前授業）を行っております。
小学生を対象とした租税教室では「税ってなに？」「税金は何に使われているの？」といった基本的な内容から入り「税金は健康で豊かな暮らしをしていくための『会費』のようなものです」といった説明を行っています。
中学生以上を対象とした租税教室では「税の役割」、「日本の財政の現状や問題点」等の講義や、「公平な税を考えてみよう」と題したグループ討議、高校生以上を対象とした租税教室では、講義やグループ討議のほか、「源泉徴収票の見方」「確定申告書を作成してみよう」といった実務的な内容など、各学校の要望を取り入れながらプログラムを作成し、実施しています。 租税教室終了後には「税金の大切さや仕組みがよく分かりました」等、多くの感想が寄せられています。もし、お子様が租税教室を受講された時は、ご家庭で「税」についてお話をしていただけたらと思います。
今後も国税庁（税務署）では、租税教室を通して児童、生徒、学生の皆さんに税の意義や役割等を伝え、「財政を支える税」について考えてもらう第一歩にしたいと考えています。（藤沢税務署税務広報広聴官）
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