鈴木市長（右）に寄付金を手渡した安部会長
藤沢北西ロータリークラブ（安部英夫会長）は４月23日、湘南クリスタルホテルで、創立40周年を祝う記念式典を開催した。
同クラブの創設は１９７６年。藤沢市少年の森での清掃活動や、市内の老人福祉センター「こぶし荘」での植栽事業など長年にわたり地域への奉仕活動を続けている。
会場には同クラブのメンバーや、１９８４年に姉妹クラブになり、以後両国の国際交流を深めてきた台湾の新竹南区ロータリークラブ（郭義興会長）メンバーら総勢約80人が参加し、節目を祝った。安部会長は「35周年は東日本大震災の発生により、記念式典などは行わなかったので、10年ぶりの記念事業で感慨深い。新竹南区ロータリークラブとは、32年にわたり友好関係を築くことができた。これからも地域に密着した奉仕活動を続けていきたい」と意欲を示した。
また安部会長はこの日、市内の緑地保全などに充てられる「藤沢市みどり基金」への寄付金を市に贈呈。出席した鈴木恒夫市長は「（基金の活用は）次世代にも良い方向につながっていくと思う」と感謝を述べ「藤沢北西ロータリークラブには今後、50年、60年と歴史のページを重ねていってもらいたい」と言葉を贈った。
さらに手作りのベンチなどを藤沢市少年の森に寄贈したことについて、同施設を管理する藤沢市みらい創造財団の小野晴弘理事長から感謝状が贈られた。
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