記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 4月29日0:00更新
初めて江の島を歩いた日を覚えているだろうか。「ゴールデンウィークに江の島に来てごらん。島の奥から入口まで、お客さんの行列がずっと続くんだよ」。島内で老舗を営む店主が教えてくれた。市民にはもうお馴染みの島。でも、毎日必ずいるであろう初来島者にとっては「未知なる冒険に出会える島」。確かにそうだった。豊かに残る自然、岩屋、神秘的な神社、愛くるしい猫たち…。「初めて来た皆に、この島を好きになってもらいたい」。行列を慈しむように見つめてきた店主を前に、初めて江の島に心躍った日の気持ちが蘇る。
(坪)