藤沢市は4月21日、福祉部生活援護課に所属する課長補佐(査察指導員)の男性職員(44)が生活保護費の不正支出と私的な流用で、約465万を着服したと発表した。
市によると、この職員は2014年5月からの約2年で架空の生活保護費の支給を26回にわたり繰り返していた。事件が判明したのは、執務室内から多数の未整理のケース関係書類が発見され、内部調査の結果、不正が発覚したという。21日時点で判明している不正支出額は464万8186円。
今回の不正発覚を受け、鈴木恒夫藤沢市長は「生活保護制度の信頼を揺るがす重大な事案。重く受け止め、改めて法令順守と内部統制の徹底、信頼回復に向けた取り組みと不正防止対策の再構築を行う」としている。
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