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藤沢版 公開:2016年11月25日 エリアトップへ

辻堂在住12月2日に茅ヶ崎市民文化会館でチャリティーコンサートを行う 「心のまま、ナチュラルに」栃内 まゆみさん(61)

スポーツ

公開:2016年11月25日

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 「コンサート栃『栃内まゆみの作品を歌う』」を12月2日(金)に控え、連日リハーサルに取り組んでいる。「出会いがあって曲ができる。それがとても幸せ。感謝の日々です」と、優しい笑顔を見せる。

 コンサートでも演奏するピアノを始めたのは5歳の時。作曲家の祖父の影響だった。大学を卒業してすぐの24歳で結婚し、3人の子どもを授かる。演劇に携わるようになったのは、生活クラブ生協が20周年記念で企画・主催した宮沢賢治の舞台に、アコーディオンとコロスで参加したことがきっかけ。以降、賢治の作品に強い感銘を受け、1992年に湘南地区で活動していた子育て世代の仲間10人ほどと『劇団湘南山猫』を立ち上げた。「賢治や童話など、伝えたい物語がたくさんあって旗揚げしました。親子で気軽に観に行ける舞台を作りたくて、非営利でやっています」と熱い思いを語った。

 子育て中に作曲も習い、今までに手掛けたのは、演劇の劇中歌だけでも100曲以上。「こういう曲にしようという、作意というのがあまり好きではなくて。心の中で感動したものを、そのまま曲に表現したいと、いつも思っています」。そうして生まれたのが、相模川浄化イベントのテーマソングに選ばれ自身の代表曲になった『川にそって歩く唄』だ。辛かった時期に、夫と歩いた奥入瀬渓谷をふと思い出し、その情景を曲に起こした。この曲は、福島県の子どもたちへの復興支援として、CDの売上を全額寄付している。「震災の映像を見て『自然が壊れちゃう』と胸を痛めました。風土が失われるのが辛かった」と、悲しげに話す。

 今後も、劇団の公演の他、各地で行われるコンサートなど精力的に活動していく。今回の公演へ向けては「合唱から劇中歌まで、バラエティーに富んだ内容です。ぜひ聴きにいらしてください」。ありのままの自然体で、これからも創作活動を続けていく。

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