日本赤十字社の活動に携わり、大相撲藤沢場所の開催などに協力してきた松井貞雄さん(松井板金資材(株)代表取締役会長/戸塚区在住・84)が2月14日、藤沢市教育委員会を訪れ、戦時中の自らの生い立ちなどを著した本の寄贈を行った。
これは苦しい時代に育った松井さんが、学問の大切さはもちろん、働く知恵や友だちを大切にすることも重要であることを市内の子どもたちに伝えようと行ったもの。
この日、寄贈の橋渡し役となった藤沢場所勧進元の最上重夫氏とともに教育委員会を訪ねた松井さんは、二之宮貞雄の名で著した『激動の昭和を背に育った少年』120冊を吉田早苗教育長に手渡した。また、小田原市教育委員会発行の『二宮金次郎物語』120冊も自ら購入し合わせて寄贈した。
松井さんは昨年まで15年ほど藤沢市片瀬海岸に住んでおり、自著の寄贈は愛着ある藤沢の地への恩返しとなった。
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