県土地家屋調査士会湘南第一支部や市内の建築士らによる出前授業が3月14日、藤沢工科高校で行われた。同校2年の都市土木系、建築系の生徒各35人が出席。実習と座学を通じ、専門技術を学んだ。
都市土木系の生徒たちは、同支部の石垣博支部長らの指導の下、中庭で、実際の測量でも行われる「逆打ち」という作業に挑戦。測量機を駆使しながら地面に一つずつ目印を付け、約120本の鋲を打ち込んだ。最後に鋲をビニールテープで結ぶと縦18m、幅8mにおよぶ大きな「藤工」の文字が完成した。奥田康太さん(17)は「より実践に近い作業が学べて、良い経験になった」と話した。
建築系の授業では、建設会社(株)門倉組の技術者や、片瀬海岸の島崎建築設計事務所の一級建築士らが講師として登場。生徒たちを前に現場での経験や仕事の魅力などを伝えた。講師を務めた島崎亮治さんは「建築という仕事に夢を持ってくれると嬉しい」と語った。
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