宮原の井出トマト農園で3月28日、「トマト狩りとジュース作りの体験教室」が行われ、春休み中の親子15組が、見学しながらもぎ取りや試食を楽しんだ。
同教室は、食育の場として役立ててほしいと、井出寿利代表取締役が案内役となって今年2月からスタート。「トマトや、ジュースなどがどのように作られているかを知らない人も多い。家族で楽しく体験しながら知ってもらえれば」。
たわわな実「甘い」
参加者は、約27℃に管理された温暖なハウスで、たわわに実ったさまざまなサイズのトマト約5種類を収穫。子どもたちは「甘い」「おいしい」と、嬉しそうにもぎたての実を頬張り、保護者からは「苗や土の懐かしい匂いがする」などと、声が上がっていた。
続いて、サイズや形状、重さを自動選別する選果機や計量機などを見学。1年中、安定供給するためにハウスの温度や湿度、CO2濃度、照度などがすべてシステム化、データベース化されていることを学んだ。
その後、煮詰めた実を裏ごしして作った4種のトマトジュースを味わった=右写真。中里小2年の女児は「今までトマトは嫌いだったけれど、甘くておいしかった。もう食べられる」と話し、母親を喜ばせていた。
トマト狩りは、2〜7月までの火木土日曜と祝日の午後1時30分から実施(HPまたは電話で要予約)。中学生以上800円、小人500円(幼稚園以下無料)、持ち帰りは有料。詳細は同園(宮原2420)【電話】0466・65・0719へ。
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