藤沢版 掲載号:2017年4月21日号

鵠沼が誇るビーチスポーツ 文化

郷土資料展示室で

副運営委員長の内藤さんが所有する板子(約90cm×36cm×2.4cm)のほか、鵠沼が誇る伝説のサーファー善家誠さんモデルのサーフボードも展示されている
副運営委員長の内藤さんが所有する板子(約90cm×36cm×2.4cm)のほか、鵠沼が誇る伝説のサーファー善家誠さんモデルのサーフボードも展示されている

 鵠沼郷土資料展示室(鵠沼市民センター内)で、企画展「日本での発祥をうたいたい!鵠沼のサーフィンとビーチスポーツ」が開かれている。午前10時から午後4時(月曜休館)。8月15日(火)まで。

 都会で蔓延した肺結核の潮湯治を目的として、鵠沼海岸が海水浴場として開設されたのは1886(明治19)年のこと。その後、若者たちが釣り船の敷板である板子を使った「板子乗り」を楽しむ姿が見られるようになった。幼少期を鵠沼で過ごした女流作家の内藤千代子も著書で、板子乗りの愉快さを紹介している。

 企画展では、戦後、米国の雑誌でサーフライディングの様を見た少年(内藤喜嗣同室副運営委員長)が、木製のボードを手作りしたエピソードや、1960年代、湘南学園高校の佐賀亜光さん兄弟らが日本初のサーファー組織「サーフィングシャークス」を結成した経緯、当時のサーフボードの展示を通じて、鵠沼のサーフィン文化をたどる。

 そのほか、鵠沼が発祥の地とされるビーチバレーやライフセービング、ビーチテニス、ビーチサッカー、ザ・ビーチなど、鵠沼を舞台に発展した歴史を振り返ることができる。
 

日本での発祥をうたいたい!鵠沼のサーフィンとビーチスポーツ

2017年4月1日〜2017年8月15日

10:00開始 〜 16:00終了

神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-10-34 鵠沼市民センター内

費用:無料

問い合わせ先:鵠沼郷土資料展示室 (鵠沼市民センター内) 

TEL:0466-33-2001

http://fujisawa-kugenuma.ecom-plat.jp/group.php?gid=10445

関連記事powered by weblio


藤沢版のローカルニュース最新6件

関連記事(ベータ版)

藤沢版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

長後まつりに芸人大集合

長後まつりに芸人大集合

豪華景品の富くじも

5月18日~5月19日

藤沢版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月17日号

お問い合わせ

外部リンク