「藤沢地区郷土づくり推進会議」は、商工会館ミナパーク前の通りに設置されている変圧器「トランスボックス」10基に、写真のラッピングを行った。装飾したのは、藤沢駅周辺にある神社仏閣を中心に、以前の藤沢公民館や市役所、祭りや商店街などの白黒写真。
車道側と歩道側には、それぞれ異なる写真を掲示した。
この取り組みは、2012年からスタート。落書きを防止して景観向上に繋げるほか、市民がラッピングを目にすることで街の歴史的魅力を知り、郷土愛を育むことなどを目的としている。藤沢橋から白旗交差点を皮切りに、これまで78基へのラッピングを行っており、今回で88基が装飾された。
また、このラッピングは、地域活性化策として同会議メンバーによるガイドツアーに活用。地元中学生の自由研究発表の題材にも選ばれている。全国的にも先進的なもので、他都市からの視察もあるという。
同会議プロジェクトチームは、「この近辺は新たな住民も多い。このラッピングを見に街へ出かけ、藤沢をもっと好きになってほしい」と願いを込めた。
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