認知症についての正しい知識の普及・啓発を目的に昨年4月に発足し、藤沢市の「地域の縁側」事業の特定型事業者に認定されている「おれんじリング湘南(松長泰幸代表)」。藤沢市と寒川町を活動地域とする同会の1周年を記念したミニシンポジウムが4月15日、辻堂市民図書館で開かれた。
当日は地域住民など約100人が参加。鈴木恒夫藤沢市長をはじめ、星野剛士、阿部知子両衆議院議員など多数の来賓もかけつけ、同会の1周年を祝った。
「認知症の方もそうでない方も安心して暮らせるまちづくりのために」をテーマとしたこのシンポジウムでは、まず松長代表があいさつ。続いて講演会や勉強会など、同会のこれまでの活動報告が行われた。
その後、認知症では医療、生活支援など地域との連携が不可欠なことから、藤沢市医師会在宅医療支援センターの黒坂由美子さんが講演。「在宅医療について〜かかりつけ医を持とう」と題されたこの講演では、藤沢市の現状や市が進める地域包括ケアシステムなどの説明が行われ、住み慣れた地域で暮らし続けるために「かかりつけ医」をもつことの大切さが説かれた。
同会事務局の林美佐さんは「おかげさまでおれんじリング湘南も1周年を迎えることができた。認知症の方や介護中の家族を支える活動をこれからも地域で積極的に行っていきたい」と話した。
同会についての問い合わせは事務局の林さん【携帯電話】080・5656・5165へ。
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