VOL.128 納税者サービスの充実
国税の多くは、納税者が自ら所得金額や税額を計算し、それに基づいて申告し、納税するという申告納税制度を採用しています。この申告納税制度が適正に機能するためには、納税者の皆さまに高い納税意識を持っていただき、法律に定められた納税義務を自発的かつ適正に履行していただくことが必要です。
このため国税庁では、税理士や関係民間団体などとの協力・協調を図り、租税の意義・役割や税法の知識等についての広報活動や租税教育、法令の解釈や取扱い・手続等の明確化、受付窓口の一本化、税務相談、確定申告の利便性の向上など、様々な納税者サービスの充実を図っております。
税に関する一般的な質問・相談は、電話相談センターにて集中的に受け付けており、書類や事実関係の確認を要する個別・具体的な税務相談は所轄税務署において事前に予約を受け付けることで、税務署における待ち時間の解消を図るなど、相談内容に応じた効果的・効率的な運営に努めております。
また、近年では納税者の申告・納税等に役立つ情報提供ツールとして国税庁ホームページに力を入れております。誰もが容易に利用できるように、利用者の目的に沿った案内機能の向上を図り、文字拡大・音声読み上げ機能をはじめ、障がいのある方や高齢者の方の利便性にも配慮しております。是非この機会にご興味のある方は国税庁ホームページをご覧ください。
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