国内最大級のハーモニカの大会「第37回F・I・Hハーモニカコンテスト」の決勝ライブが6月4日、東京都千代田区で開催され、市内で活動する「湘南ポラリスハーモニー」=写真=がアンサンブル大編成部門で初優勝を果たした。
同大会は、世界ハーモニカ連盟日本支部(F ・I・Hジャパン)が主催。毎年多数の個人や強豪団体が腕を競い合い、今年はソロ、デュエットなど計6部門が開かれた。大編成部門では同団体を含め、決勝進出した4組がしのぎを削った。
市内外のメンバー18人、平均年齢70歳という湘南ポラリスハーモニー。ハーモニカ歴約20年の指導者・星幸江さんが2003年に結成し、週1回、大庭公民館で練習を重ねている。
同大会にはほぼ毎年決勝に進出するも、優勝に手が届かず「今年こそ絶対に1位を獲ろうという気持ちで臨んだ」と星さん。決勝当日は近隣のスタジオを借り、直前まで稽古を続けた。本番の舞台で披露したのは『結婚行進曲』。「5月に、メンバーの家族の結婚披露宴が開かれ、その時皆でこの曲を披露した。決勝でも、心の底から祝福した当時の気持ちのまま演奏した」。およそ5分間の演奏を終えた瞬間、指揮者を務めた星さんは「皆が心を一つにし、最高の演奏ができた」と実感したという。「結果は念願の優勝。涙が出るほど嬉しかった」と語った。
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