鵠沼高校バドミントン部の鈴木雄大さん(2年)が、8月2日(水)に山形県で開催される全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場する。
鈴木さんは6月の県高校総体の男子シングルスで準優勝し、インターハイ初出場を決めた。「昨年、先輩のインターハイ出場を見て、自分も出たいと思っていた。出場が決まって嬉しい」
シードを獲得していた鈴木さんは、トーナメント2回戦で初戦を迎え、香月海渡さん(川崎総合科学)と対戦した。「同級生で小学生の頃から戦っていた相手で緊張し身体が強張ってしまった」と第1ゲームを先取するも、第2ゲームを取られてしまう。1対1で迎えた最終第3ゲームは、リードを許すも、持ち味の高身長から繰り出される角度のあるスマッシュで相手を翻弄し、逆転、勝利をもぎ取った。
「自分のプレーが出来ず、苦しい試合だった。この勝利で波に乗れた」と、鈴木さんは続く3回戦、4回戦でストレート勝ち。インターハイ出場を決める準決勝では、過去3度対戦するも、勝利したことのないロホマン トゥヒンさん(川崎総合科学)を自分の持つ力をすべて出し切り、2対1で破った。
全国大会初戦の相手は、ダブルスで全国1位の実力者。「今の実力では厳しい戦いになる。でも、実際に戦い、技を学べるいい機会なる。試合を楽しみたい」と力強く答えた。
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