学校法人森井学園富士幼稚園(山本富士枝園長)は7月23日、24日の2日間、同園で、創立50周年を記念した同窓会を開催した。
小学生から社会人まで、同園の卒園生約300人をはじめ、卒園児の保護者ら多数が来園した。園舎内の通路には歴代の卒園アルバム、園児たちが親しんだ数々の園服、山本園長が30年以上にわたり描き続けてきた卒園児たちの似顔絵など、さまざまな思い出の品々を展示。多くの卒園児や両親らが足を止め、展示品に見入りながら在園当時に思いを馳せていた。
2階のホールでは、在園児の母親らがチェロやピアノの演奏を披露。また、ビンゴ大会なども開かれ、来園者たちは世代を超えた交流を深めていた。
同園の創設は1967年。当時、鵠沼幼稚園に勤務していた山本園長が、自らが考案した独自の幼児教育を実践したいと、父親の森井富三郎氏らとともに設立した。木造園舎に、新入園児62人を迎えて開園。山本園長が欧州留学で出合った「モンテッソーリ教育」などを取り入れながら運営を進め、2016年度までに3124人を輩出した。
来園者を前に山本園長は「皆が立派なお兄さん、お姉さんになっていて嬉しい。これからもっと大きくなり、苦しいことがあってもへこたれずに乗り越えて、また幼稚園に遊びに来てほしい」と呼び掛けていた。
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