小学生の陸上クラブチーム「藤沢リトル」所属の桂田海人君(辻堂小6年)が、7月8日に平塚市で開かれた「第33回全国小学生陸上競技交流大会神奈川県予選会」の6年男子100mに出場し、優勝を果たした。8月19日(土)に横浜市で開かれる全国大会へ、県代表選手として出場する。
県内から66人が出場し、100m1本勝負で行われた同部門予選会。桂田君は13秒49を記録して決勝へ進出した。決勝では予選を上回る13秒22の力走を見せた。「予選ではスタートが少し出遅れた。自己採点で80点」と振り返る。
桂田君は5月に開かれた藤沢市体育大会で、100m走12秒77という、市の6年生最高記録を塗り替えた。だがこれまで本格的な陸上経験はなく、学校のサッカークラブや地元クラブチームでゴールキーパーとして活躍している。現在はサッカーを続けながら、「藤沢リトル」のメンバーとして週に2回ほど、辻堂小学校の校庭で全国大会に向けた特訓に励んでいる。
指導にあたる市陸上競技協会の八幡満夫会長は桂田君を「素質はあるが、腕を抱えるサッカー走りの癖が残っている。骨格の発達もまだこれからなので有望」と評価する。
走る時は前傾姿勢でわき目を振らず、一心に前へ突き進むように走っているという桂田君。大会本番を前に「初めて見る全国のレベルがどれほど高いのか、今から楽しみ。優勝して表彰台に立ちたい」と意気込んだ。
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