藤沢クマゼミ調査研究会が8月6日、辻堂海浜公園で親子を対象にしたセミの羽化観察会を行った。
この観察会は、子どもにセミへの関心を高めてもらい、夏休み自由研究を兼ねたセミ分布調査に協力する調査員育成を目的に、同研究会が毎年開いているもの。長久保公園や湘南台公園などでも行っており、辻堂海浜公園での観察会は今年度の最終日となった。
当日は市内外から親子連れなど11組が参加。参加者は同会メンバーからセミの生涯や種類、鳴き声を出す仕組み、分布、性別の見分け方など、調査に必要な知識を学んだ後、午後7時過ぎに公園南部の林地帯に集合。懐中電灯を片手に羽化するセミを探し回った。
林ではアブラゼミの幼虫を中心に、およそ6年間生活していた地中から木の枝や葉によじ登り、殻を背中から割って羽化する姿が各所で観られた。
茅ヶ崎市から参加した難波江(なばえ)悠真(はるま)くん(小学2年生)は「(羽化を)初めて観た。(殻から)ちゃんと出られてすごいと思った」と話した。
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