日本赤十字社神奈川県支部は9月8日、市教育文化センターで、市内の公立中学校の教職員を対象にした「防災教育授業」を実施した。
地震や津波など、さまざまな自然災害から地域の子どもたちを守ることを目的にした同社の「青少年赤十字防災教育プログラム」の一環。同授業は、教職員に災害対策のノウハウを伝え、生徒らへの防災教育に生かしてもらおうと実施されている。2015年から同支部が県内各地で開催しており、市内での実施は初めて。
湘南地区最大の人口を擁し、津波災害のリスクも抱える藤沢市での開催を、同支部が市教育委員会に打診。同委員会が快諾して実現した。
この日参加したのは、市内各中学校の教職員19人。東日本大震災の被災地などでの救護活動の経験を持つ同支部の内田直人さんを講師に、参加者たちは津波発生の仕組みや、避難誘導の方法などを被災地の写真や動画などを通じて学んだ。また、災害発生時を想定し、限りある物資をいかに生徒に行き渡らせるかを学習するグループワークも体験。参加者たちは「災害に備え、危険の予測、回避が大切だと改めて感じた」などと振り返っていた。
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