六会地区で昔食べられていた菓子を再現しようと、地域住民によるレシピ作りが進められている。参加者は、自治会連合会が今年7月から9月にかけ行った講座「六会留学」の受講者。学んだことを地域へ発信しようと、町の変化が一目で分かる地図や年表作りに加え、昔懐かしい菓子のレシピを手作りしている。
再現する菓子は、さつまいもの粉で作る「いも団子」と小麦粉を水で溶き焼いた「やきビン」の2つ。取材を行った9月22日は、3回目の試作が行われ、粉や加える水の細かい分量や手順などを確かめていた。「やきビン」は昔のままでなく、牛乳やはちみつを入れ、今風の味にアレンジしたという。
参加している水村文子さん(87)は「懐かしい味。今とはずいぶん違うけれど、昔のおやつは、どんなものだったか、今の人にも知ってもらえれば嬉しい」と話した。完成したレシピは、10月14日と15日に六会公民館で開かれるふるさとまつりで披露される。
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