2020年の東京五輪で、江の島を会場に行われるセーリング競技の成功に向けた気運醸成を目的に、藤沢市は10月9日、藤沢商工会館ミナパークで、同競技の魅力などを伝える講演会を開催した。
市は昨年から、セーリング競技の認知拡大に向けた講演会を開いており、今回で2回目。会場には、1964年の東京五輪で聖火ランナーを務めた人たちをはじめ、市体育協会、市の種目別の協会関係者ら123人が来場した。
講師を務めたのは、江の島ジュニアヨットクラブ出身で、セーリング歴26年の高橋賢次さん。12年のロンドン五輪、16年のリオ五輪に出場したほか、昨年のアジア選手権では優勝に輝いた実力を誇る高橋さんは、セーリングの魅力について「海上で感じる風や波などの心地良さ」などと話した。また、市民の間から「分かりにくい」との声が上がる同競技のルールについて、解説用の動画を上映しながら説明した。
講演後、参加者から「東京五輪で日本人がメダルを獲る可能性」について質問を受けると、「江の島で練習しているという『地の利』を生かせるので、可能性は十分にある」と語った。
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